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【千葉】

快眠音でスヤスヤ目覚めもスッキリ ヤマハが成田空港で「仮眠システム」無料体験

無料体験用に設置された仮眠システムの試作機=成田空港で

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 「仮眠システム」の開発を目指す楽器・音響機器製造販売のヤマハ(浜松市中区)が、成田空港第一旅客ターミナルビル内のラウンジに試作機を二台設置し、二十八日まで出発客や乗り継ぎ客に無料体験してもらっている。

 システムは、背もたれにセンサーを取り付けたいす、センサーと連動したオーディオ機器、スピーカー、タブレット端末で構成。正面以外は壁にして一定の遮音効果を持たせ、正面の黒い布を上げ下げして内部の明るさを調節する。

 心拍や呼吸に連動してテンポを変える「快眠音」と、木立を渡る風や川のせせらぎを合成した「自然環境音」で入眠を促し、音量を上げながら高い周波数帯域をゼロから広げていく「インテリアラーム」ですっきりした目覚めに導く。

 睡眠不足は時差ぼけや不規則勤務、睡眠不足、ストレスに起因し、業務効率の低下や交通事故などで膨大な経済損失につながり、厚生労働省は指針で午後の短い昼寝を推奨している。

 成田空港では「よく眠れた」「リラックスできた」など好印象の声が多い。自社でさまざまな条件下で集めたデータなどから、寝付きの悪い人でも入眠までの時間が半分に短縮できたほか、二、三分で寝入った人もいるという。

 担当者は「今後も社内で実験を続けるとともに、民間企業に協力を求めてデータを集めるなどして商品の形を決め、オフィスメーカーと一緒に普及を進めたい」と話す。 (小沢伸介)

 

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