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【千葉】

地域交流 クルトコに 柏の団地カフェ 29、30日に創業祭 

「多世代の人に集まってほしい」とさくらまつりへの来場を呼び掛けるクルトコのスタッフと運営委員=柏市で

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 柏市大津ケ丘の団地の一角に店を構える「ふれあいカフェ クルトコ」で29、30日に創業祭の「さくらまつり」が開かれる。カフェはお年寄りを中心とした地域住民の居場所づくりを目指しており、スタッフたちは「ほかの地域にも広がってほしい試み。さまざまな世代の人に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛ける。(堀場達)

 クルトコは二〇一七年、昭和時代後半に建てられた団地内にある商店街で、空き店舗を活用してオープンした。高齢化に対応した交流拠点にする目的で、市や社会福祉協議会が、NPO法人「ワーカーズ・コレクティブうぃず」の理事長北田恵子さん(64)を責任者として、住民やボランティアに施設運営を任せた。

 月曜−木曜日は、常駐スタッフがカフェを営業し、金曜日と土曜日は「日替わりシェフ」のランチを楽しめる。介護や健康について学ぶ月一回の講座「いきいきセミナー」、認知症について専門家らに相談できるオレンジカフェ(認知症カフェ)などにも、人が集まるようになってきた。

 毎月第四土曜日は、無料の「朝カフェ子ども食堂」の日だ。北田さんは「地域の民生委員らの申し出や、小学校の要望などを受けて始めた。宣伝していないのに、多いときは二十人くらい来てくれる」と話す。

 入り口では、スタッフの知人らが育てた野菜や、作ったアクセサリー、衣類などを販売するようになり、交流の幅が広がってきた。団地住民で運営委員会の副会長下地益夫さん(81)は「カフェに来る人が固定化するのではと、当初は心配していたが、いろいろな人が顔を出してくれる。四十年間ここに住んでいるのに、新しい出会いがある」と笑う。

 まつりの開催は「カフェの利用者に感謝する意味がある」と北田さん。カフェの食事や講座の参加などは原則有料。スタッフは無給で、家賃など一部は公費助成されるものの、経費の大半をまかなう必要があるためで「有料での利用について理解を深めてもらうためにも、さまざまな取り組みを積み重ねていかねばならない」という。

 まつりは両日とも午前十時〜午後三時。イベントは無料で、二十九日は福祉用具の体験コーナーや各種測定などがあり、午前十一時から房総の郷土料理「祭り寿司」が二百円で振る舞われる。腕を振るうのは第一金曜日に日替わりランチを提供している管理栄養士のグループだ。

 三十日は午前中、こども食堂の担当者たちが桜もちづくりなどを児童らと楽しみ、午後からは、地元住民たちによる三味線演奏、マジックショーを予定。食事は各二百円の桜もち、赤飯など。市外の人も参加できる。問い合わせはクルトコ=電04(7191)5775=へ。

 

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