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【千葉】

いざ上陸せん 第二海堡 ツアー受け付け、来月本格化

東京湾に浮かぶ第二海堡。4月から上陸ツアー受け付けが本格化する(国交省関東地方整備局提供)

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 旧日本軍要塞(ようさい)で、富津岬沖の東京湾中央に浮かぶ人工島「第二海堡(かいほ)」の上陸ツアー受け付けが四月から本格化する。旅行業者のツアー申請を受け、一般からの申し込み開始となる。地域活性化の切り札となるか、注目される。 (山田雄一郎)

 第二海堡を巡っては、観光資源に活用しようと、国土交通省関東地方整備局を事務局に「第二海堡上陸ツーリズム推進協議会」が発足。昨年八〜十一月、計二十二回の上陸ツアーを試験的に実施し、延べ千二十九人が上陸した。手応えを得た同協議会は今年二月、「東京湾海堡ツーリズム機構」を通じ、旅行業者からのツアー受け付けを始めることにした。同整備局の担当者は「海堡のことを、きちんと説明できるガイドの育成が大切になる」と指摘する。

 第二海堡は富津市側の第一海堡、神奈川県横須賀市側の第三海堡の中間に位置するが、試験ツアーでは富津側から出港したのは一回のみで、あとの二十一回は横須賀市側からだった。

 富津市の担当者は「富津側から第二海堡へはなかなか上陸できなかった。市内には砲台跡もあり、これを機会に市内を周遊できる観光につなげたい」と語る。

 第二海堡は、明治〜大正にかけ首都防衛を目的に造られた。四万一千平方メートルの島内に多くの砲台が設置されていたが、関東大震災で壊れ、要塞としての機能を失った。国交省の管理下にあり、一般の立ち入りは禁止されている。

 

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