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【千葉】

市川市が「中山大仏」を市文化財に

市川市有形文化財に指定された中山法華経寺の「銅造釈迦如来坐像」(同市提供)

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 市川市は、市内の中山法華経寺境内に安置されている「銅造釈迦如来坐像(どうぞうしゃかにょらいざぞう)」を市有形文化財に指定したと発表した。同市の有形文化財は計二十三件になった。

 「中山大仏」とも呼ばれる仏像の高さは三・四五メートル、蓮台は平均一・〇七メートル。青銅製で一七一九(享保四)年、太田駿河守(するがのかみ)藤原正義によって制作された。土台部分が緩むなどしたため二〇一六年四月〜一八年三月に改修工事が行われ、昨年十二月に落慶法要が営まれた。

 市教育委員会によると、市文化財保護審議会の所見として、この大仏は、制作年や制作者が明確▽江戸とその近郊に現存する大仏では最大▽鋳物師である藤原正義の鋳造技術が初めて解明された▽刻まれた銘文から江戸時代中期の信仰や宗教活動を知る上で貴重−などとしている。

 中山法華経寺は、日蓮宗大本山の一つ。日蓮が記した「立正安国論」(国宝)など日蓮関連の遺品が多く残り、法華堂や五重塔(いずれも国重要文化財)といった建築物でも知られている。 (保母哲)

 

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