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【千葉】

オウサマペンギン世界初の人工授精、産卵、ふ化成功 鴨川シーワールド

人工授精で生まれたオウサマペンギンのひな(中央)=鴨川シーワールド提供

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 鴨川市の鴨川シーワールドは、ペンギンの一種「オウサマペンギン」に人工授精し、世界で初めて産卵、ふ化に成功したと発表した。絶滅危惧種を含む他の鳥類に応用できる可能性があるという。

 同シーワールドによると、個体数を増やすため、米フロリダ州にある種保存研究所のロベック博士らと共同で、昨年7月に飼育中のオスから精液を採取し、数羽のメスに人工授精。そのうちの1羽が産卵し、9月にオスのひなが誕生した。

 ひなは現在、親と同じ大きさに成長し、飼育員の手から餌をもらうトレーニング中。施設内で展示されているが、体調などで中止になることもあるという。今年夏ごろには濃褐色の柔らかい羽毛から大人の羽に変わり、独り立ちする予定だ。

 同シーワールドは、過去にバンドウイルカの人工授精に成功した実績があるという。施設内には4種40羽のペンギンがいる。

 勝俣浩館長は「繁殖が停滞していたので、大変喜ばしい。人工授精に頼らず、飼育管理の改善に努めたい」としている。 (山田雄一郎)

 

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