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【千葉】

中高生、ロボで世界へ 県内の20人 24日から米デトロイトで大会

ハワイでの地域大会で獲得した賞の旗を掲げるメンバーら=習志野市で

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 県内の中高校生を中心にしたロボット製作チーム「SAKURA(サクラ) Tempesta(テンペスタ)」が、三月に米国・ハワイで行われた地域大会を勝ち抜き、二十四日からデトロイトで開催される世界大会に出場する。この競技会への出場を目指して世界各地で約三千七百のチームが活動しており、国内では三チームのみという。世界大会の出場は、昨年に続き二回目。メンバー七人らが習志野市役所を訪ね、意気込みなどを披露した。 (保母哲)

 中高生は東邦大付属東邦高校(同市)と渋谷教育学園幕張高校(千葉市)、四街道北中学校の生徒ら約二十人。千葉工業大を拠点にロボット製作などに励んでおり、費用や大会の渡航費を捻出するため、クラウドファンディングや企業への協賛依頼などにも取り組んでいる。

 ロボット競技会「FRC」を主催するのは、米国のNPO法人。SAKURA Tempestaは一昨年六月から活動しており、日本チームとして初出場した昨年の世界大会では五十四位だった。今年のハワイでの地域大会では「チェアマンズ・アワード賞」を受賞し、世界大会へ出場することになった。

 同賞の受賞理由として、理系女子向けのワークショップを開いたり、日本各地でロボット製作チーム発足をバックアップしたことが認められた。ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが今年三月に来日した際には、マララさん側から「皆さんと会って、活動内容などを聞きたい」と持ち掛けられ、メンバーの女子生徒数人が東京都内で面会。女性の社会進出などを話し合ったという。

 習志野市役所では十二日、宮本泰介市長に地域大会での様子や、二十四〜二十七日開催の世界大会出場を報告。東邦高三年の前田薫(かおる)さん(運営リーダー)と広瀬悠人さん(プログラム担当)、幕張高三年の中島悠翔(ゆうと)さん(技術担当)らは「前回大会を上回る成績を取りたい」などと話した。

 現在、国内で活動しているのは東京都と愛知県を含めた三チーム。各地に出向いてチーム結成を働き掛けているのは、「十一チームになれば日本でも大会が開けるため」といい、今回の世界大会には約十人が出場する。

地域大会で稼働するロボット(SAKURA Tempesta提供)

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