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【千葉】

流山、みりんde繁盛を 市民グループがグルメ冊子制作

グルメ冊子を制作した(右から)寺川真理さん、くりはらまさこさん、野口伸子さん=流山市で

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 みりんで流山をメジャーに−。女性が主力の流山市の市民グループがみりんを使った地元グルメを紹介する冊子「やっぱりみりんdeしょ」を制作した。「みりんでまちおこしをして、世界にみりんを発信したい」と意気込んでいる。 (林容史)

 流山商工会議所商業部会の寺川真理さん(58)が中心になり昨年四月、「みりんde繁盛実行委員会」を結成。第一弾として「若いお母さんたちに、みりんの良さを知ってもらおう」とグルメガイドを作ることを決めた。

 「みりん発祥の地でありながら、アピールできていない」と寺川さん。江戸川の良質な水に恵まれた流山は江戸時代から酒造業が発展、「万上味淋(まんじょうみりん)」「天晴味淋(あっぱれみりん)」が相次いで開発された。色の濃い赤みりんに対し、改良を加え淡く澄んだ流山白みりんは江戸、京都、大阪で評判になった。

 「みりんじゃ主役になれない」という周囲の消極論にも、寺川さんは「みりんだからこそ味に深みが出て、照りが出る」と受けて立つ。男性のご意見番を加えた七人のメンバーがネットを駆使し、足を使ってみりんのグルメを開拓していった。

 みりんを使った料理などを提供する四十一店と本家の流山キッコーマンを掲載、メニューや商品を紹介している。煮魚やすしの定番から、スイーツや飲み物の変わり種まで多彩だ。市内を四つのブロックに分けた手書きの地図を付け、街歩きが楽しめるようにした。公式のイメージキャラクター「みりんちゃん」が案内してくれる。

 冊子のデザインを担当したグラフィックデザイナーのくりはらまさこさん(45)は「配ってみて『こんなお店があったんだ』という声が多かった。冊子を見て、興味を持って、リピーターになってもらえれば」と願う。

 みりんちゃんの生みの親、イラストレーターの野口伸子さん(35)は「知られていない老舗などにスポットを当てたかった。みりんちゃんは、みりんのことをあまり知らない。市民と一緒にみりんの可能性を探っていきたい」と話している。

 今後はツイッターやフェイスブック、ブログなどでグルメを発信するほか、魅力的な新商品を探る「商品開発部」の設立も計画している。

 冊子は三千部を制作、市役所や掲載店などで配布している。

 問い合わせは流山商工会議所=電04(7158)6111=へ。

グルメガイド冊子「やっぱりみりんdeしょ」

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