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【千葉】

野田虐待死 柏児相、父に伝える 「暴力受けている」心愛さん訴え

 野田市の小学四年栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡した虐待事件で、県柏児童相談所が二〇一七年十一月七日に心愛さんを一時保護する際、柏児相職員が「夜中に起こされ、父親から暴力を受けている」との心愛さんの訴えを、父親の勇一郎被告(41)=傷害致死罪などで起訴=に伝えていたことが分かった。

 心愛さんは一七年十一月六日、当時通っていた市内の小学校のいじめに関するアンケートで勇一郎被告からの暴力を記述。学校は心愛さんの右ほほのあざを確認し、柏児相に連絡。柏児相は翌七日、心愛さんを一時保護していた。

 県児童家庭課によると、児相職員は七日、心愛さんを一時保護する際に、勇一郎被告に心愛さんの訴えを伝えていたという。勇一郎被告は「事実無根だ」と答えたという。県の担当者は「県の検証委員会で、情報開示のあり方について議論を深めていきたい」と話した。

 事件を巡っては、心愛さんの学校アンケートの回答コピーを勇一郎被告に渡したなどとして、市と市教育委員会は、当時の担当者ら十二人を停職や減給の懲戒処分にしている。 (山口登史)

 

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