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【千葉】

憲法のあり方考えよう 各地で催し

 五月三日、令和最初の憲法記念日を迎える。県内各地でゴールデンウイーク期間中、新しい時代の憲法のあり方を考える集会や講演会が開かれる。 (堀場達、林容史、山口登史)

◆ICANの川崎さん 核兵器禁止条約テーマに我孫子で4日講演

 「核なき世界に!」の願いを込め、我孫子市本町にある県市複合施設・けやきプラザのふれあいホールで四日、ノーベル平和賞を一昨年受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営委員でピースボート共同代表の川崎哲(あきら)さんが講演する。

 演題は「核兵器禁止条約と憲法を考える」。主催団体の「憲法を考える市民の集い実行委員会」は「日本は世界で唯一の原爆被爆国であり、世界に比類なき平和憲法を保持している。世界から核兵器をなくし、真の平和を構築するために、私たちが果たす役割を、川崎さんとともに探りたい」と説明する。

 午後一時半開場。定員五百人で先着順。資料代五百円(大学生以下無料)。問い合わせは、実行委の濱田洋子代表=電04(7183)2789=へ。

◆元文科次官前川さん、教育の大切さを説く 松戸で5日

 「二〇一九年松戸憲法記念日の集い」が五日午後一時から松戸市民会館で開かれる。元文部科学省事務次官の前川喜平さんが講演する。護憲・平和などを訴える七十七の市民団体でつくる実行委員会(近藤宙哉代表)が主催。教育を受ける権利を主張し「松戸市に夜間中学校をつくる市民の会」が呼び掛けて二〇〇三年から実施している。

 前川さんは一七年一月に文科省の組織的天下り問題で引責辞任した後、学校法人加計(かけ)学園の獣医学部新設を巡り、国会の参考人招致で「行政がゆがめられた」と主張した。憲法の理念を実現する上で教育の大切さを説く。

 講演前には船橋市出身のシンガーソングライター井上ともやすさんのコンサートがある。資料代五百円、十八歳以下無料。問い合わせは実行委員の今井さん=電047(344)9454=へ。

◆9条テーマに一橋大・山内名誉教授が講演 千葉で3日

 市民グループ「憲法を守り・いかす県共同センター」と「県憲法会議」は三日午後二時から、千葉市中央区の市文化センター大ホールで「憲法記念日の集い」を開く。

 一橋大名誉教授の山内敏弘さん(憲法学)が「安倍9条改憲の目指す戦争への道−憲法9条は国民の希望・世界の宝」と題して記念講演する。

 資料代五百円。問い合わせは、県憲法会議事務局の千葉中央法律事務所=電043(225)4567=へ。

◆安倍内閣の問題点、金子勝さんが指摘 柏で3日

 第十回かしわ市民憲法集会が三日、柏市民文化会館で開かれる。制度経済学や財政学を専攻する金子勝・立教大大学院特任教授が講演し、経済政策を中心に、安倍内閣の問題点を指摘する。

 演題は「“安倍政治”はどこに行くのか アベノミクスの虚構を斬る」。同市を拠点に音楽活動をしている奥野真理子さんの演出・指揮で、語りと合唱の「平和の旅へ」も披露される。これは学生のとき、長崎で被爆し、車いすに乗って原爆の実相を語り伝え、核兵器廃絶を訴えてきた女性の半生をたどる内容だ。

 正午開場。一般四百九十九円、中高生二百円の参加券は、柏郵便局前の書店ハックルベリーブックスや紀伊国屋書店流山おおたかの森店などのほか、東葛地域の市民団体、労組が扱っている。

 問い合わせは実行委の小菅敏夫代表=電04(7105)1817=へ。

◆中村敦夫さんが朗読劇で脱原発訴え 野田で5日

 俳優の中村敦夫さんによる朗読劇「線量計が鳴る」が五日午後一時から野田市の欅のホールで開かれる。

 主催は平和のための戦争展・野田2019実行委員会。八月の「平和のつどい」のプレイベントとして実施する。

 東京電力福島第一原発事故により放出された放射性物質で野田市にもホットスポットが出現した。事故の懸念が払しょくされないまま再稼働が続く中、脱原発を訴える中村さんの朗読を通して原発の問題を考える。

 入場料二千円、十八歳以下無料。問い合わせは高崎さん=電090(8490)9743=へ。

◆原発取材を基に本紙記者が講演 我孫子で5日

 福島第一原発事故をテーマにした講演会「原発のない国へ」が五日、我孫子市民プラザ・ホールで開かれる。本紙社会部の原発班キャップを務める小川慎一記者が、これまで積み重ねてきた取材を基に話す。

 事故で今なお避難中の被災者たちはいつ故郷に帰ることができるのか、廃炉処理や汚染水処理の現状に加え、各地に堆積した放射性汚染土の行く末、手賀沼の放射性セシウムなどについてひもとく。

 午後二時開場。参加費五百円。問い合わせは主催の「我孫子憲法を考える市民のつどい」実行委員会の中村良雄さん=電090(3964)3111=へ。

 

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