東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

柏の遺跡 81カ所紹介 市教委が「柏市史」刊行

豊富な写真と図解で、柏の代表的な遺跡を紹介する考古資料

写真

 旧石器時代から、室町・戦国時代までの柏市の代表的な遺跡を収録した「柏市史(原始古代中世 考古資料)」を、市教育委員会が刊行した。市内の図書館で閲覧でき、考古ファンに向け、販売もしている。 (堀場達)

 市教委によると、市内では五百以上の遺跡が確認されており、このうち、八十一カ所を選んで、時代ごとに掲載した。住居跡などを含めた遺跡全体を見取り図で示したり、各遺跡から出土した土器、装飾品類を写真で紹介したりした。

 柏は現在、鉄道や道路などの交通網が張り巡らされているが、原始古代も水陸交通の要衝だったことが、遺跡の発掘調査で明らかにされてきた。北部の集落遺跡群には、縄文時代、日本海側まで及んだ広域交流の痕跡があるという。

 巻末の附編では、江戸幕府直轄の馬牧場「小金牧」と土俗信仰の対象となった「藤ケ谷十三塚」について解説。時代的には近世に分類されるが、市教委の担当者は「両方とも柏を代表する特徴的な遺跡であるため、収録した」と話す。

 A4のフルカラーで、五百八十五ページ。税込み四千円。市郷土資料館展示室、市役所行政資料室で購入できる。問い合わせは市教委文化課=電04(7191)7414=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報