東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

「消化ガス」燃料に発電 船橋市、西浦下水処理場で施設稼働

稼働を始めた消化ガス発電施設=いずれも船橋市西浦下水処理場で

写真

 下水の汚泥を処理する際に発生する「消化ガス」(メタンガス)を利用した発電施設が、船橋市西浦下水処理場(同市西浦)内に完成し、稼働を始めた。三台の発電機を備え、十日に記念式典「起電式」が開かれる。

 消化ガス発電は汚泥の発酵で得られる可燃性のガスを、発電機の燃料として活用する。市によると、発電量は年間約四百三十二万キロワット時で、約九百七十世帯分を賄える。発電された電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度で二十年間、電力会社に売却される。

 運営などを担うのは、民間事業者の「船橋バイオマスエナジー」。消化ガスの売却益や施設の土地使用料として、市は年間四千二百七十万円の収入になると試算している。発生した消化ガスの大半はこれまで、発酵処理用の熱源として燃やしていた。

 船橋市内にある下水処理場は二カ所。高瀬下水処理場(同市高瀬町)でも二〇二一年度からの発電に向け、一九年度予算に消化ガスを発生させる「消化槽」の設置費が盛られた。

 消化ガス発電に取り組む理由として市は、再生可能エネルギーの利用とともに、民間企業が整備などする「民設民営」方式を採り入れることで、財政支出を減らせることを挙げた。 (保母哲)

内部には発電機などが備えられた

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報