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【千葉】

南房総市 ロケ地人気急上昇 市、ガイドマップ作りPR

過去のロケ地の写真を載せたガイドマップを手にする市職員ら=いずれも南房総市で

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 富士山に向かって桟橋が延びる原岡海岸や、朝日と夕日を同じ場所から一望できる県最南端の野島崎公園、真冬でもカラフルな花を楽しめる白間津花畑−。三方を海に囲まれた緑豊かな南房総市が近年、ドラマや映画などのロケ地として脚光を浴びている。昔ながらの自然が評価され、東京湾アクアラインで都心から短時間で移動できるメリットなどが背景にあるようだ。市も南房総エリアのロケ地ガイドマップを作製するなどしてPRに力を入れている。 (山田雄一郎)

 市内では、富浦地区の丹生トンネルで、二〇一七年に放映されたフジテレビ系医療ドラマ「コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−THE THIRD SEASON」の第九話と最終回に出てくる地下鉄のトンネルシーンを撮影。地元業者の協力で、線路を引いたり、土砂を入れるといった大掛かりな撮影を乗り切った。現在放映中のテレビ朝日系学園ドラマ「神ちゅーんず〜鳴らせ!DTM女子〜」では、嶺南中学校和田校舎で撮影が行われた。

 市によると、市内での撮影件数は一六年度が六十七件で、一七年度七十四件、一八年度は百七件。一八年度の内訳は、プロモーションビデオ十六件、ドラマ十四件、映画が十一件などとなっている。撮影件数は木更津市や船橋市などに及ばないが、伸び幅が顕著となっている。

 撮影数が多く伸びた背景には、アクアラインで首都圏から約一時間半で移動できることがあるという。撮影関係者にとっても、コスト抑制のメリットがあるとみられる。以前のように遠隔地で大型ロケを組むのは年々、厳しくなっているのが実情だ。

 現在、市観光プロモーション課内にフィルムコミッションがあり、年々増える撮影相談に応じ、エキストラの募集などを行っている。市内で撮影されたロケ地情報を掲載したガイドマップを一万部作製し、PRに努めている。

 同課は「南房総の知名度を上げ、この地で宿泊、食事をしていただくことで、経済効果を」としている。

 千葉県フィルムコミッションは「海に囲まれ、ロケ地にふさわしい。南房総市の努力が実を結んだ」と評価している。

2017年、富浦丹生トンネルで行われた撮影。地元業者の協力で鉄道を敷いた(市提供)

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