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【千葉】

ビリケンさんお披露目 利根運河見守り継承 流山

ビリケンさんの足の裏に触れる親子。右が2代目ビリケンさん=流山市で

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 昨年4月、何者かに倒され壊れた流山市の利根運河の幸福の神ビリケンさんの後継として、新たに制作した2代目ビリケンさんが、修復された初代と共に18日、流山おおたかの森駅前観光情報センターで披露された。今後、初代は事故を避けるために市立博物館で展示し、2代目が今秋から利根運河の安全の見守りに立つ。

 石像の初代ビリケンさんは1913(大正2)年、当時の利根運河株式会社支配人の森田繁男さんが建立、現存する国内最古のビリケン像と言われる。昨年4月、設置された祠(ほこら)内で倒され、鼻がすりむけ、光明を表す光背が欠けるなどした。博物館や美術館の展示環境管理などを手掛けている、市内の松井佐織さん(37)が3カ月半かけ、同10月末に修復した。

 この間、通天閣公認ビリケン事務局(大阪市)から贈られた、黄金色のビリケン像がピンチヒッターを務めた。流山市観光協会は初代に代わる2代目を制作するため一般から寄付を募り、約150万円が集まった。

 2代目はスズ合金で高さ約45センチ、重さ約20キロ。お披露目式で井崎義治市長は「倒されても、ただでは起きない貴重な市の財産。市の未来をしっかり見守ってもらい、皆さんに幸福が訪れるように」と述べ、初代と足と足の裏を合わせて市民の金運と良縁を願った。

 母親と新旧ビリケンさんの足の裏に触れた、市立中学1年の女子生徒(12)は「壊された昔のビリケンさんに触れてよかった。健康と幸せを願いました」と笑顔を見せていた=写真。

 初代のビリケンさんは19日まで、2代目は6月2日まで観光情報センターで展示している。 (林容史)

 

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