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【千葉】

視覚障害者へ積極的に声掛けを 盲導犬協会職員呼び掛け

京成線の車両内などで、盲導犬を連れた視覚障害者への対応方法を学んだ講習会=船橋市の船橋競馬場駅で

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 盲導犬を連れた目の不自由な人への対応方法を学ぶ、京成電鉄の講習会が十五日、船橋競馬場駅(船橋市)構内や電車内であった。講師を務めた日本盲導犬協会神奈川訓練センターの職員は、盲導犬と一緒の人や白杖(はくじょう)を手にする人には「積極的に声掛けを」と呼び掛けていた。

 視覚障害者がホームから転落死する事故が東京都内の地下鉄で起きるなどしたため、二〇一七年から年一回ずつ行っている。今回も全線の駅員を対象に午前と午後の二回行われ、計約百人が参加した。

 駅構内は電車が行き来するほか、階段やエスカレーターなど段差が多く、アナウンスも頻繁なことから、視覚障害者には危険な場所になっている。このため同センターの職員は「まず、声を掛けてほしい。そうすれば本人も安心して電車を利用できる」と説明。

 駅員が二人一組になり、一人が駅利用者役になっての誘導体験などを行った。センター職員は「一般利用者が視覚障害者を見掛けたら、まずは様子を見守り、困っているようだったら声を掛けてほしい」と話した。

 京成電鉄によると、同社路線での視覚障害者の事故は、一四年に二件発生した。いずれも白杖を持った人がホームに転落し、軽傷を負った。各駅でホームドアの設置を進めており、本年度は成田空港駅に設けるという。 (保母哲)

 

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