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【千葉】

没後60年 食を彩る魯山人の器120点 来月2日から千葉市美術館

斜めの縦じまが特徴の「織部間道文俎鉢」(1953年、八勝館蔵)

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 陶芸や書など多岐にわたる芸術活動で知られる北大路魯山人(ろさんじん)(1883〜1959年)の作品を集めた企画展「没後60年 北大路魯山人 古典復興−現代陶芸をひらく」(東京新聞など主催)が7月2日から、千葉市美術館で始まる。

 食への関心から、「器は料理の着物」として陶磁器や漆器作りに取り組み、陶芸の古典復興をけん引した魯山人の作品約120点を紹介。中国陶磁の影響を受けた「染付葡萄(ぶどう)文鉢」(世田谷美術館所蔵)や、金や銀の箔(はく)で太陽と月を表現した漆器「日月椀(わん)」(同)、料理の立体感を重視して手掛けた板皿「織部間道文俎鉢(かんどうもんまないたばち)」(八勝館所蔵)が会場を彩る。

 川喜田半泥子(はんでいし)や石黒宗麿ら、魯山人と同時代に活躍した陶芸家らの作品約80点も展示する。

 市美術館の担当者は「魯山人が晩年まで精魂込めて作った作品から美学をくみ取ってもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 8月25日まで(8月5日は休館)。観覧料は一般1200円(前売り960円)、大学生700円(同560円)、高校生以下無料。

 7月21日午後2時からは、人間国宝の陶芸作家、14代今泉今右衛門さんの講演会「私と古陶磁」がある。同10日までに、往復はがきか市美術館のホームページでの事前申し込み必要。定員150人を超える場合は、抽選となる。

 問い合わせは、市美術館=電043(221)2311=へ。 (太田理英子)

中国大陸の陶磁器の影響を受けた作品「染付葡萄文鉢」(1941年、世田谷美術館蔵)

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太陽と月を表現した漆器「日月椀」(1937年、世田谷美術館蔵)=いずれも千葉市美術館提供

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