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【千葉】

「狩猟文化」拠点店舗に 廃校30年、君津・香木原小施設 20日にオープン

猟師工房ランドの店内で、工芸品に囲まれる原田祐介さん。オープンを前に君津に移住した=いずれも君津市香木原で

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 1988(昭和63)年に廃校となった君津市香木原(かぎはら)の香木原小学校の施設が、狩猟をテーマにした店舗「猟師工房ランド」として生まれ変わる。狩猟ビジネスを全国展開するTSJ(奈良市、仲村篤志社長)が君津市の公募に応じ、貸し付けが決定した。鳥獣被害に悩む市は、地域活性化の拠点として期待する。オープンは20日。 (山田雄一郎)

 同市の鳥獣被害は県内最悪の水準で、昨年度の農作物被害額は四千五百万円に達し、シカやイノシシ、キョンなどの捕獲頭数も五千七百頭を数えた。

 市は地元猟友会と協力し、わなや電気柵を設置。捕獲動物をジビエ料理として販売しており、有害鳥獣駆除は市の看板政策となっている。旧香木原小の施設を有効利用するため、今年一月、鳥獣被害対策を条件に民間事業者を公募。TSJ一社が名乗りを上げた。

 今年四月からの三年間、広さ七千九百二十二平方メートルの土地と広さ百三十三平方メートルの体育館を貸し付け、ジビエバーベキュー場やソロキャンプ場、ドッグランなどを整備。工芸品やジビエ料理の販売も行う。

 石井宏子市長は「地元の人も喜んでいると聞く。観光で訪れた人に、ジビエ料理などを楽しんでもらえれば」と期待を寄せた。

 六月からTSJ役員の原田祐介さん(46)が香木原に移住し、オープンの準備を進めている。自然豊かな空間に「ひとめぼれ」したと言う原田さん。「新たな狩猟文化の発信拠点にしたい」と意欲を見せる。

 猟師工房ランドは、オープンキャンペーンとして、七月二十日から八月三十一日まで、自社のフェイスブックを「いいね!」した人に、肉関連商品を10%割引する。

 問い合わせは、猟師工房ランド=電0439(27)1337=へ。

猟師工房ランドの入り口

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