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【千葉】

32人の団員、夢描き出す 流山子どもミュージカル 28日公演「ピエロ人形の詩」

公演を前に劇中歌を披露する流山子どもミュージカルの団員ら=松戸市で

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 東葛地域の小中学生でつくる劇団「流山子どもミュージカル」の第十六回公演「ピエロ人形の詩(うた)」が二十八日、流山市文化会館で上演される。独りぼっちの少女が優しさを取り戻していく姿を、三十二人の団員で描き出す。

 童話作家で脚本家の山崎洋子さんの作。両親を亡くし、おばさんに引き取られたナナは、意地悪でひねくれもの。けんかしてばかりで、みんなに嫌われている。ある日、リンゴを盗んだナナは、ピエロ人形に出会い不思議な体験をする。白馬の王子様とダンスしたり、しゃべる子犬と一緒に猫やクモの世界をのぞいたり。優しいピエロに接してナナの心も次第に解け始める。しかし、リンゴがもとで大変なことに…。

 松戸、流山、柏、野田市の小学二年〜中学三年が演じ、歌とダンスを披露する。今年は中学生の団員が多く、劇団は「ちょっと大人の演技が見せられるのでは」とアピールする。

 ピエロ役の流山市立南流山中学校二年の千葉春佳さん(13)は「人間離れした動きをするダンスを見て」、ナナ役の同市立東深井中学校一年の伊藤樺音(かのん)さん(12)は「優しさを思い出すまでのせりふ回しや表情に注目してほしい」と自信をのぞかせる。ピエロがつくり出し、全員で歌い踊る「妖精のシーン」が見どころの一つという。

 劇団四季を退団した俳優の青砥洋(あおとよう)さんが一九九三年、「ミュージカルを創る喜びを子どもたちに」と児童劇団「大きな夢」を結成。流山子どもミュージカルは六番目の支部として二〇〇三年に発足した。受験などで団員が減り、一時は存続も危ぶまれたが、ミュージカル好きの子どもたちが集い毎年、公演を続けている。

 当日は二部制で昼は午後零時半、夕方は同四時半に開演する。チケットは前売り千五百円、当日千八百円。紀伊国屋書店流山おおたかの森店、くまざわ書店柏高島屋ステーションモール店で販売している。問い合わせは流山子どもミュージカル=電050(6867)7954=へ。 (林容史)

 

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