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【千葉】

<参院選>自民2、立民1維持 共産、初議席ならず

 二十一日投開票された参院選の千葉選挙区(改選数三)で、自民現職の石井準一さん(61)=公明推薦=が三選を果たし、自民現職の豊田俊郎さん(66)=同=が再選した。立民現職の長浜博行さん(60)=国民、社民支持=も三選を決めた。初の議席獲得を狙った共産新人の浅野史子さん(48)は及ばなかった。現職三人が当選し、自民は三回連続で二議席を確保。旧民主・民進勢力は立民の候補に一本化して一議席を死守した。同選挙区の投票率は45・30%(速報値)で、二〇一六年の前回選の52・02%を6・72ポイント下回った。

 千葉選挙区は、二回連続で二議席を獲得した自民の一角を、前回選(二〇一六年)で次点だった共産の浅野さんが切り崩せるかが焦点だった。これまで県内の参院選の結果が、政権の行方を占ってきたからだ。

 自民は六年前の前々回選で四十五年ぶりに二人が当選。その時の勝利で「衆参のねじれが解消し、政権が安定した」(麻生太郎副総理)。今回も公明が候補を立てない千葉選挙区で自民の二人を応援し、比例代表で自民の票を回してもらう協力態勢を築いて戦った。

 選挙戦では、約五十人いる自民会派の県議が二グループに分かれて応援。保守地盤の固い千葉にあって組織的な集票活動を展開した結果、三回連続の二議席確保に成功した。

 前回二人を擁立して一人の当選だった旧民主・民進勢力は、立民の長浜さんに候補を一本化し、一議席を守った。長浜さんは〇七年の参院選でトップ当選。その後、民主党政権が誕生した。しかし下野した一三年は最下位での当選だった。

 一七年の衆院選で県内の民進党が希望、立民、無所属に分裂。その影響を引きずって迎えた今回、自民に対抗する二人の候補を立てられなかった。

 共産は四月の県議選で議席を五から二に減らし、党勢回復を期す選挙となった。一六年の参院選で三十五万票を獲得した浅野さんを立て、年金や憲法といった問題で政権を批判し、無党派層の取り込みで票の上積みを狙ったが、及ばなかった。 (村上豊)

 

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