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【千葉】

マリンパーク再開へ前進 銚子 老朽化で昨年閉館

再開を目指すことになった犬吠埼マリンパーク(2018年8月撮影)=銚子市で

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 二〇一八年一月末に老朽化を理由に閉館した銚子市の民間水族館「犬吠埼マリンパーク」が、再開に向けて近く建物の補修工事に着手する。運営会社が一日に発表した。心配されていたイルカやペンギンは現在、元気を取り戻した状態だという。

 計画では、水槽で飼育を続けている魚類を活用するほか、新たな魚種を調達して、三階建ての建物の二階以下で淡水魚、海水魚、珍しい生き物を展示する。建物や設備の老朽化で追加工事の可能性もあり、再開時期は見通せないという。

 野外施設ではプールの改修に多額の費用が見込まれるため工事を見送り、再開してもイルカやペンギンは公開しない。ただ、今後も飼育を続け、いずれはショーを再開する可能性もあるとしている。

 同施設を巡っては、閉館後、動物愛護団体が「イルカやペンギンが取り残されている」などと訴えて反響を呼んだ。運営会社「犬吠埼マリンパーク株式会社」によると、訴えを受けてヘリコプターの接近や周辺から大声を上げる人、夜間に侵入する人もいて生き物がパニック状態になることもあったという。

 運営会社は存続の可能性を探る中で、今年三月に再開を前提として社長が中国人に交代。前社長の平林弘充さん(62)は「ここで四十年間やってきた思い入れもあり、地域社会にとっても水族館の再開は必要と思って交渉を進めてきたが、いい方向になったと考えている。騒ぎになれば影響を受けるのは動物。温かく見守ってほしい」と話した。 (小沢伸介)

 

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