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【千葉】

八千代市教委が説明会 小中統合、校舎分離一貫校へ

小中学校の統合計画で、意見を述べる住民=八千代市で

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 八千代市の阿蘇・米本地域にある小中学校の統合計画を巡り、市教育委員会は保護者や住民らを対象にした説明会を開いた。市教委は当初、三小学校と一中学校を一カ所に集約する小中一貫校開校を目指していたが、小学校と中学校を別の校舎にする方針へと変更。「伝統ある小学校を残してほしい」「子どもが減り、できれば統合を」などと、説明会は保護者の思いが交錯する場となった。 (保母哲)

 統合が計画されているのは、阿蘇、米本、米本南の三小と阿蘇中。三小とも小規模校で、米本小と米本南小の児童は減少傾向が続いている。阿蘇小は約百四十年の歴史があり、団地造成で今後、児童数の増加が予想されている。

 市教委は学校適正配置検討委員会の二〇一五年の答申などを受け、三小を統合し、阿蘇中の校舎を改修した小中一貫の「義務教育学校」を開設する方針を打ち出した。ところが、通学が遠距離になるなどと不安視する声が上がり、財源も不足しているとして計画を変更。小中で校舎を分ける「施設分離型」の一貫校を目指すことにした。

 現在の計画では、小中一貫の「阿蘇学園」を設置し、小学校は現在の米本南小を阿蘇学園阿蘇小(仮称)に、阿蘇中は阿蘇学園阿蘇中(同)にする。今年五月に行われた説明会では、開校目標を二一年度とした。

 七月三十日夜に阿蘇中体育館であった説明会には、約八十人が参加した。「伝統校の阿蘇小は存続してほしい」「クラス替えができるよう統合を願っている」「米本地区に小学校を残せないか」−。

 出席者からは約二時間にわたってさまざまな意見が相次ぎ、計画を変更した市教委への非難もあった。市教委は「今後も皆さんの意見を聴いて、検討作業を進めたい」と述べ、統合計画の決着を急がない考えを示した。 

 

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