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【千葉】

LGBT 教育現場で理解を 柏市教委が教職員向け研修会

「LGBTは特別なものでなく、人権教育の中の一つ」と指摘する中光さん=柏市で

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 LGBTなど性的マイノリティーについて理解を深めてもらおうと、柏市教育委員会は、教職員向けの研修会を、柏市民文化会館で開いた。児童生徒が、無理解や偏見によって苦しむことをなくす目的だ。

 同市教委は二〇一七年度から、市立小中高校の全教職員を対象に、性的マイノリティーをテーマにした研修会への参加を呼びかけている。今年は、性同一性障害の生徒の担任をした経験を持つ西原小教頭の中光理恵さんと、性同一性障害の当事者で、NPO法人代表の鈴木麻斗さんが講師を務めた。

 中光さんは、LGBTへの対応を「特別なものではなく、人権教育の中の一つ」と指摘して訴えた。「生きづらさを抱えている人たちの存在を考え、行動することが大切で、障害や人種など、ほかの項目を置き換えても同じことがいえる」

 人間関係で悩んだゲイの男子大学生が、学校に相談したところ、窓口の教員が誤って、性同一性障害のケースとして対応したため、この学生が自死に追い込まれた事例を紹介。LGBT以外にもある性的指向、性的自認に関して、教育現場が知識や情報を共有する重要性を強調した。 (堀場達)

 

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