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【千葉】

介護の未来をベトナム人が案内 県が委嘱、人手不足解消へ期待

委嘱式で森田健作知事(前列中央)の両隣に座って激励を受けるベトナム人介護職員の3人=県庁で

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 人手不足が続く県内の介護分野の就業促進へ、地元で働く介護職員が就職予定者に仕事の魅力を伝える県の委嘱制度「介護の未来案内人」に、本年度から外国人が初めて加わり、九日に県庁で委嘱式があった。県は外国人の受け入れが人手不足解消につながると期待している。

 厚生労働省の推計では、県は二〇二五年度に必要とされる介護職員数十一万人に対して八万人超しか確保できず、二万八千人が不足するとされる。この状況を受け、案内人を学校などに派遣し、仕事のやりがいや楽しさをPRする取り組みが一八年度に始まった。

 二年目の本年度は二十三〜四十歳の二十二人が委嘱された。このうち外国人はベトナム人の二十代女性三人で、同国と日本が締結した経済連携協定(EPA)に基づく在留資格で、県内の特別養護老人ホーム(特養)などで働いている。

 森田健作知事から委嘱状を受け取った来日五年目のグエン・ティ・マイさん(26)は、「千葉のことや介護の仕事を分かりやすく伝えていきたい」と日本語で抱負を述べた。ベトナムの三人は外国人留学生が通う日本語学校で仕事を紹介するほか、フェイスブックを使って日本で就業を希望するベトナムの後輩にも情報発信していくという。 (中谷秀樹)

 

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