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【千葉】

<夏の甲子園>習志野、追撃及ばず 鶴岡東に敗れる

鶴岡東−習志野 3回戦進出を逃しグラウンドを去る習志野ナイン=いずれも甲子園球場で

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 第101回全国高校野球選手権大会第9日の十四日、今春の選抜大会準優勝校の習志野は、鶴岡東(山形)に5−9で敗れ、2回戦敗退。二回に5失点して主導権を握られた。中盤以降の反撃で一時は2点差に追い上げたが及ばなかった。スタンドでは生徒や選手の保護者らが逆転を信じて一丸となった応援を展開。力を出し切ったナインに感謝とねぎらいの声が寄せられた。 (中谷秀樹、森雅貴)

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 1回戦の沖縄尚学(しょうがく)戦では吹奏楽部の「美爆音」に後押しされ、九回に1点差を追いつき、延長戦を制した習志野。野球部の中田修造応援団長(3年)は「負けたら終わりという状況を想定して緊張感のある練習を重ねた成果が出た。今日も日ごろの成果を出すだけ」とエール。

 試合は二回、先発の山内翔太投手(2年)が鶴岡東の打者につかまった。2死一、三塁でエース飯塚脩人(しゅうと)投手(3年)に交代したが、この回は打者一巡の猛攻で5点を奪われる苦しい展開となった。

 それでも四回、先頭の根本翔吾選手(同)が死球で出塁し、すかさず二盗。高橋雅也選手(2年)と兼子将太朗選手(3年)の適時打で2点を返した。根本選手の姉知加子(ちかこ)さん(21)は、大会直前に亡くなった祖父武雄さんの遺影を手に「おじいちゃん子だった翔吾の活躍を喜んでいると思います」と声援を送った。

 習志野打線は七回も1点追加したが、鶴岡東にも八回に3点を奪われる苦しい展開。

 八回には、吹奏楽部の部員約200人が応援歌「レッツゴー習志野」を演奏。一体感が生まれ、兼子選手が2点適時打を放ち、3点差まで詰め寄るも後続が続かなかった。

 試合終了となると、えんじ色に染まったアルプスからは選手たちに惜しみない拍手とともに「甲子園に連れてきてくれてありがとう」などと健闘をたたえる声であふれた。

 飯塚投手の父信幸さん(48)は「試合を重ねるごとに選手もアルプスもまとまっていった。本当にお疲れさまでした」とねぎらった。

◆監督・主将コメント

<習志野・小林徹監督> 鶴岡東の野球が攻守ともに上回った。

<同・竹縄俊希主将> (九回まで)誰ひとり諦めていなかった。

<鶴岡東・佐藤俊監督> 予想以上に点を取ってくれた。選手が落ち着いてやってくれた。

<同・平山雄介主将> 選抜準優勝校と意識していなかったが、そういうチームに勝ち切れたのは大きな収穫。

「美爆音」で応援を盛り上げる吹奏楽部

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