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【千葉】

IR、意見募集に19社登録 千葉モデルへ 事前説明会

IRについて千葉市の意見募集に登録した19社が集まった事前説明会=千葉市で

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 カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を検討中の千葉市は27日、今秋から実施する民間事業者を対象としたIRに関する意見募集に国内外の19社が参加登録したと発表した。本紙の取材で香港の大手IR事業者や、幕張新都心で推進を目指す企業が共同出資する会社が含まれており、千葉モデルのIRについて幅広い視点から意見が寄せられそうだ。 (中谷秀樹、丸山将吾)

 熊谷俊人市長は現時点でIR受け入れの判断を示していないが、誘致を表明している大阪府・市や横浜市などが実施したのと同様の手法で意見募集し、その結果を判断材料の一つにする。

 同日、市内で参加十九社を対象とした事前説明会があった。説明会は非公開で、国内のほか、フランスのイベント会社や北米の企業などの担当者が参加した。

 今回の意見募集は参入の条件にはならないものの、事業者にとっては仮に千葉市にIR設置が認められて事業者選定の公募が始まった場合の「前哨戦」ともいえる。日本進出を目指す香港のIR事業者は「日本全国の説明会に足を運んでいるので、今回も参加した」と本気度を隠さなかった。

 一方で「話を聞きに来ただけ」と話す東京都内のリゾート関連事業者も。情報収集を兼ねた参加者も複数いたとみられ、実際に提出される意見は減りそうだが、市幕張新都心課の担当者は「興味を持っていただき感謝し、できるだけ多くの意見が寄せられれば」と期待した。

 千葉市内からは二社が参加。そのうちの一つ「ちばの未来MICE・IR」は、八年ほど前から幕張新都心へのIR誘致や研究に取り組む地元中小企業のグループなどが出資して二〇一七年五月に設立した。メンバーの一人、構想の立案で中心的な役割を果たすデザイン会社「フォルム」の松本有(たもつ)社長(66)は「千葉独自の提案をどう出せるかが大切になる」と力を込める。十月十五日から提出が始まる意見資料に求められる内容で特色的なのは、市が力を入れる国際的な会議やイベント、研修旅行など「MICE(マイス)」の誘致力強化につながるIRの基本概念や立地場所の選定など。経済効果やギャンブル依存症など懸念事項への対策についても募る。

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