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【千葉】

自粛ムードの中 選挙戦臨む 君津市議選に25人立候補

君津市議選の選挙ポスター掲示板を修繕する業者=君津市鹿野山で

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 台風15号による被害の復旧が急がれる中、任期満了に伴う君津市議選(定数22)は15日告示され、現職18人、元職2人、新人5人の計25人が立候補を届け出た。「遊説車を使って大声で訴えるわけにもいかない」と自粛ムードの中、1週間の選挙戦に臨んだ。 (山田雄一郎)

 現職十八人は選挙期間中の午後六時以降、被災者の迷惑になるのを避けるため、拡声器などで大音量を発する遊説をしないよう申し合わせた。

 ある現職陣営は「被害に遭われた方のことを思えば当然。出陣式も室内でこぢんまりとやる予定。それでも四年間の実績を評価してもらえるはず」と語った。

 その一方、ある新人陣営は「知名度が足りないので、準備してきた通りの選挙運動をせざるを得ない。全国に君津の真実を伝えるため、街頭から訴えたい」と苦しい事情を明かす。

 市選挙管理委員会には、被災直後から「こんな時に選挙とは何事か」「投票に行けない」などと市民から苦情が入った。現職議員たちと石井宏子市長は、市選管に選挙の延期を要請。市議の任期満了は二十七日で、公職選挙法は、任期満了の三十日以内に選挙をしなければならないと定めている。

 阪神大震災や東日本大震災の時は、国が特例法を制定して、被災地の自治体で選挙を延期した例があるが、今回は実現せず、市選管も予定通り実施するしかないと判断した。

 市選管の担当者は「君津の復旧のためにも市議会に空白をつくるわけにいかない。投票に足を運んでもらえるよう、チラシを配りPRに努めたい」としている。

     ◇

 立候補者は党派別では、公明三人、共産一人、無所属二十一人。男性二十二人に対し、女性は三人。

 投票は二十二日に行われ、即日開票される。期日前投票は十六〜二十一日に市内五カ所で実施。市選管は、台風対応で人手が必要なため、県と十六市町から応援の職員を派遣してもらい、各投票所に配置する。

 選挙人名簿登録者数は七万二千四百九十七人(十四日現在)。

 

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