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【千葉】

「県初動、早くなかった」 台風15号で館山市長が苦言

 台風15号をめぐる県の初動態勢について、館山市の金丸謙一市長は三日の定例会見で「すぐ動いてもらいたかったという思いはある。初動は決して早くなかった」と苦言を呈した。

 金丸市長は具体例として、九月九日に台風が千葉県を通過した後、十一日には国土交通省関東地方整備局が支援物資を届けてくれたのに、県からはなく、県職員が初めて市庁舎を訪ねて来たのが十三日だったことを挙げた。

 会見では、県に雨よけ用のブルーシートが必要なことを連絡したのに、運び込んでくれなかったため、十一日早朝、市職員八人が市原市の県消防学校までブルーシート三千八百枚を受け取りに行ったことを、防災担当者が明らかにした。

 金丸市長は、千葉県で前例のない災害だったとした上で「国は毎年の災害経験を踏まえ、現地確認も早かった。県を責める気はないが、市としてはちょっと寂しい」と振り返った。

 館山市内では台風で多くの住宅が損壊し、罹災(りさい)証明の受付件数は一日現在、五千二百九十九件に上る。 (山田雄一郎)

 

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