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【千葉】

ナシの生育状況報告 ドミニカの研修員来日 支援の松戸市長に

母国でのナシ栽培の様子を本郷谷市長(右)に説明するモレノさん(中央)とゴメスさん(左から3人目)=松戸市役所で

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 ナシの苗木を送って技術指導するなど、松戸市がナシの試験栽培を全面的に支援しているドミニカ共和国から研修員二人が来日し、本郷谷健次市長に三日、母国での苗の生育状況を報告した。今年、初めて五つの実がなったといい、「日々、ナシ栽培に情熱を傾けている」と力を込めた。

 二〇一五年、外務省と市の共催事業で、在日ドミニカ共和国大使館公使らが市内を視察し、ナシ栽培に関心を持って栽培支援を要望、一六年にナシ育成に関する覚書を締結した。一八年には苗木をドミニカ共和国に送り、標高一、二〇〇メートルにある農地庁のコンスタンサ市農牧林研究所に植樹。また、同国から研修員を受け入れ、松戸市からは栽培の専門家を送って技術研修を行った。

 今回来日したのは、農業学士のダリオ・モレノさん(40)と工学士のディエゴ・ゴメスさん(23)。十三日まで十五日間の日程で市内に滞在し、梨園で実習したり、千葉大学園芸学部で講義を受けたりする。

 二人は三日、本郷谷市長を表敬訪問し、モレノさんは「わずかな量だったが、笑顔で収穫できた。来年、さらなる収穫を目指し、本格的に栽培していきたい」と誓った。市長は「ドミニカ共和国との協力の成果。ナシが縁で、東京五輪・パラリンピックのホストタウンとして選手らを迎え、交流を深めていきたい」と語った。

 ドミニカ共和国はカリブ海にあるエスパニョーラ島の三分の二を占める国。松戸市は一六年十二月、経済や文化、スポーツなどで相互交流を図るホストタウンに登録された。 (林容史)

 

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