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【千葉】

ブルーシート張り、助けます 台風15号上陸1カ月 県、被災者に業者を紹介 15日から

屋根にブルーシートが掛けられた鋸南町の住宅(1日撮影)

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 台風15号が県に上陸してから九日で一カ月となった。県南部を中心に強風による家屋被害の復旧に時間がかかる見通しで、県は風雨を応急的にしのぐブルーシート張りの業者を被災者に紹介する新しい取り組みを十五日から始める。 (中谷秀樹)

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 県によると八日現在、家屋被害は三万四千七百十四棟。七日の時点で、九市二町の六百十三棟でブルーシートが未設置という。最大で六十四万軒に上った大規模停電はおおむね解消し、十三万戸の断水も復旧した。県は八日に被災者生活再建支援法の適用自治体に従来の七市町に市原、富里両市を加えて復興を進める。

 自衛隊によるブルーシート設置作業の支援対象が高齢者や障害者に限られている。築四十数年の自宅の屋根が吹き飛んだ館山市洲崎の建設業田辺照明さん(64)は「シートは近所の若い人に張ってもらったが、これから風が強くなる季節。いつはがれるか分からない」と不安を口にする。

 週末に台風19号が日本に接近しており、県はブルーシート張りのニーズが再び増える可能性があるとして、被災者に業者を紹介する取り組みを始める。

 業者と依頼主を結び付ける工事専門のマッチングサイトやスマートフォンアプリを運営するユニオンテック(東京都新宿区)に業務を委託。希望者はインターネットや電話で同社運営の事務局に申し込むと、県内外の業者や職人を手配する仕組み。滞在費などは県が持ち、出張工事の負担を軽減する。

 県防災管理部の万谷至康次長は「業者の受け入れ態勢を強化し、人手不足の解消につながれば」と期待する。十一月三十日まで受け付け、問い合わせ先は近日中に発表する。

 

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