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【千葉】

ブルーシート配布、被災自治体に運搬させる 台風15号県、防災計画に反し対応

 九月の台風15号で、県が県地域防災計画のマニュアルに反し、雨よけ用のブルーシートを被災自治体に受け取りに来るよう求めていたことが十七日、分かった。 (山田雄一郎)

 最前線で災害対応に当たる自治体側の負担を増やしたことに、県災害対策本部は「県内に空いているトラックがなかったとはいえ、担当者の対応に丁寧さを欠いていた点があり、不快な思いをさせて申し訳ない」と陳謝した。

 二〇一七年度に修正された県地域防災計画では、大規模災害時、県は市町村の要請があった場合や、災害の状況に応じて要請を待たずに、市町村の指定する拠点まで物資を輸送する、と定めている。

 十七日に記者会見した富津市は、県から受け取りに来ることを条件に、ブルーシートを貸し出すと連絡を受けたという。市職員三人は九月十一日夜、消防の輸送車で、約六キロ離れた君津合同庁舎(木更津市貝渕)に向かい、二千枚を受け取った。市の担当者は「災害対応で職員が混乱している中、あんまりだと思った」と県の対応を批判した。

 館山市でも台風15号で家屋倒壊や停電など甚大な被害が明らかになる中、県の求めで、市原市の県消防学校までブルーシート四千枚を受け取りに出向いた。

 

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