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【千葉】

台風15号に続き19号 被害 災害ごみ処理追いつかず

高さ約4メートルにわたって積み上げられていた大量の家屋の木材=君津市の久留里スポーツ広場駐車場で

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 台風15号に続き、19号でも被害が出た県内各地では、家屋の瓦や木材などの災害ごみが大量に発生した。市原市などの自治体では、災害ごみの仮置き場を設置している一方、災害ごみの処理が追いつかず、日に日にたまったごみの量が増えている状態だ。(丸山将吾)

 市原市は市内二カ所の廃棄物処理場で災害ごみの受け入れをしているほか、十二日に発生した竜巻で被害を受けた永吉地区では、市が十五日、同地区の下野ミニ運動広場で災害ごみの仮置き場を設置した。

 仮置き場には、家屋のトタンや鉄柱、破けたブルーシート、泥まみれの電子レンジといった家電製品などが高さ二メートルほどに積み上げられていた。この日、同地区で竜巻被害に遭った親戚宅の片付けを手伝ったという山田隆さん(37)=千葉市花見川区=は、浸水で使えなくなった冷蔵庫を仮置き場に運んでいた。山田さんは「竜巻で車が壊れ、ごみを運ぶ手段がない住民が多い。住民同士で協力して運んでいる」と話した。

 君津市は台風15号が通過した後の先月十九日、久留里スポーツ広場駐車場に仮置き場を設置。場内には水浸しになった畳や袋詰めにされた瓦などが積み上げられていた。また、大量の家屋の木材が高さ四メートルにまで積まれており、作業員の男性(47)は「日に日に木の山が高くなっていて、置くスペースはもう少ない」と不安がった。

 市によると、市や民間の廃棄施設のスペースに空きが少なく、倒木などのごみは受け入れ先が無い状態なのだという。担当者は「ごみの処理が追いついていない」と話した。

◆災害ごみ 片付け、搬出の注意点

■軍手、長ズボン、長袖シャツと頑丈な靴を身に着け、けがに注意する

■粉じんなどを吸い込まないようマスクを着用し、ゴーグルで目の保護を

■ガスの臭いやシューという音がしたら、ガス会社へ連絡

■搬入できる品目や量などは事前に各市町村に確認を

■運転免許証など住所が確認できる物を持参

※日本環境感染学会、日本風工学会、自治体のホームページなどから

 

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