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【千葉】

台風19号から1週間 大雨に備えて 館山、ブルーシート張り学ぶ

ブルーシートや土のう袋の安全な扱いを学んだ講習会=館山市で

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 東日本一帯に大きな被害を出した台風19号から十九日で一週間。九月の台風15号でも多くの住宅が被害を受けた県内では、大雨に備えて被災者らがブルーシートの準備を進めたほか、河川の増水を案じる声も聞かれた。 (山田雄一郎、林容史)

 15号で被災した家屋のブルーシートが飛ぶ被害が相次いだ館山市大神宮の富崎地区公民館では十八日、ブルーシート張りの講習会が開かれた。市内でボランティア活動をする人たち約三十人が出席し、効果的な張り方や安全性確保のルールを学んだ。

 市内のNPO法人「おせっ会」(八代健正理事長)が、大阪府茨木市のNPO法人「災害救援レスキューアシスト」のメンバーらを講師に招き実施した。

 講習会は、安全に長持ちするブルーシートの張り方を知ることでリスクを避けられると指摘。脚立やはしごを使う際は、一人で行うことは避け、二人以上でコミュニケーションを取り、安全性を確認することが強調された。

 参加した自営業の女性(28)は「ブルーシートをきつく張ると水がたまりやすいと知り、とてもためになった。今後に生かしたい」と語った。

 野田市では台風19号の際、利根川の芽吹橋観測所で氾濫危険水位を超え、七・八八メートルを観測。市は利根川沿いの住民に避難勧告を出した。

 家族と一緒に近くの小学校に避難した同市小山の石塚のぶさん(78)は、週末の大雨予報に、「勧告が出たら避難すると家族と決めている。一人残って何かあれば、かえって迷惑を掛けてしまう」と口にする。

 同市瀬戸の河川敷にある「市パブリックゴルフ場ひばりコース」は、利根川の増水で十八コース全てが水没、流入した土砂で復旧には一〜二カ月かかる見込みという。市は「これまでで最悪の水位」とお手上げ状態だ。

 利根川上流河川事務所は「管内で堤防の決壊、越水はなかったが、台風により大量の水が流れた後なので、堤防の近くでは引き続き注意してほしい」と呼び掛けている。

台風19号で水没し泥がたまった利根川河川敷のゴルフ場=野田市で

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