東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

犬吠埼灯台、輝きに力 銚子で来月「ワールドサミット」 市民ら15人レンズ磨き

大きなレンズの内側を丁寧に磨き上げる市民ら=銚子市の犬吠埼灯台で

写真

 銚子市で十一月九、十両日に開かれる「灯台ワールドサミット in 銚子」に向け、市民ら十五人が今月九日、犬吠埼灯台の心臓部の大きなレンズを、内側からも外側からもきれいに磨き上げた。

 犬吠埼灯台には全国で五カ所しかない高さ二・六メートルの第一等フレネルレンズが使われ、四面で構成。夜間は一分間に一回転のペースで三十六キロ先まで照らし、航行する船舶からは十五秒ごとに光って見える。

 レンズ室は一般の立ち入りが禁じられているが、市内在住の元海上保安官の浦島弘巳さん(66)がレンズ磨きのボランティアを申し出たところ、灯台を管理する銚子海上保安部が協力して実現した。

 レンズ掃除は約半年ぶりといい、海の塩分やほこりなどが付着して白っぽく曇っていたが、水や専用の洗剤を使って汚れを落とし、約二時間半の作業で本来の透明感を取り戻した。

 浦島さんは「サミットに訪れる人たちをおもてなししようと発案したが、レンズ磨きは思いがけず参加者に好評だった。これからも定期的に体験してもらいたい」と話した。

 サミットは、灯台の文化的、歴史的価値を地域振興につなげる目的。銚子など四市が発起自治体となり、西洋式灯台が日本に造られて百五十周年の昨年、三重県志摩市で初開催された。

 十一月九日は記念式典のほか、参加自治体の特産品などの物産展や灯台の夜間公開を予定。十日は事前予約制のエクスカーションでレンズ磨き体験もできる。

 問い合わせは実行委の市観光商工課=電0479(24)8707=へ。 (小沢伸介)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報