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【千葉】

ADRに「支援センター」 県弁護士会が設立

 裁判をせずに身近なトラブルを解決する「裁判外紛争解決手続き(ADR)」を利用してもらおうと、県弁護士会は、千葉市中央区の県弁護士会館内に「紛争解決支援センター」を設立した。弁護士が中立的な立場で話し合いを進め、法律的な観点から問題を整理して、和解の仲介など当事者間の合意を目指す。

 ADRは裁判のように不特定多数に公開されることがないのが特徴。相談内容も金銭、家族、職場、学校、医療などトラブルの内容は問わない。

 利用するには、初めに県内の弁護士に法律相談し、ADRを申し立てる。裁判と違って、時間や場所を自由に設定でき、状況によっては現場での話し合いも行われる。土日や夜間でも依頼者らの希望に応じて開かれる。

 申し立ての手数料は原則一万円。期日ごとに五千円がかかり、成立手数料も必要となる。審理は原則三回以内で、三カ月以内の解決を目指す。事案によっては医師や建築士などの専門委員も参加する。

 台風15号、19号による家屋被害などに関する相談も被災者から多く寄せられており、県弁護士会は手数料を減免する「災害ADR」を開設し、相談を受け付けている。問い合わせは、県弁護士会=電043(227)8431=へ。 (山口登史)

 

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