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【千葉】

柏カレー第4弾「カシミール骨付きチキン」 老舗ボンベイの秘伝スパイス調合

柏カレーの「カシミール骨付きチキン」を紹介する加藤成実さん(右)と、先行3種を手にする鈴木秀一さん

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 1968年に柏市で創業した老舗カレー店・ボンベイの秘伝スパイスを調合したレトルト食品「柏カレー」の第4弾「カシミール骨付きチキン」が、11月から発売される。カシミールは同店の看板メニューで、レトルト版の開発には、5年以上かかった。販売元の社長と、宣伝キャラクターのご当地アイドルは「自信作ができた。柏みやげにどうぞ」と胸を張る。 (堀場達)

 柏カレーは、ボンベイのスパイスと、地元産のトマトを主原料に、二〇一四年に誕生した。同市と千葉市に飲食店を展開し、柏カレーを販売する有限会社社長の鈴木秀一さん(50)は「もともとは、廃棄処分となってしまうトマトの有効利用が、商品開発のきっかけ」と明かす。

 生家が我孫子市で農業を営む鈴木さんによると、東葛地域で栽培されているトマトは、完熟状態で出荷されることが多く、収穫期に湿気が多いと、実が破裂する裂果現象を起こしやすい。「生食で販売できないトマトと、私も学生時代から親しみ、ソウルフードといえるボンベイのカレーを結び付けた」

 最初はキーマと骨付きチキン、一五年に大辛キーマを売り出した。パッケージは、柏のデザイン会社が担当し、そこに描く四こま漫画を、地元の高校を卒業し、ボンベイファンを公言するミュージシャンのパッパラー河合さんに依頼した。コマーシャルソングを、ご当地アイドル「コズミック☆倶楽部(くらぶ)」の「なるみん」こと加藤成実さんが歌うなど、話題性もあり、現在は三種類併せて月平均千食を売り上げるヒット商品へと成長した。

 カシミールの名を冠した今回の第四弾、実は当初から販売を計画していたという。ところが、カシミールはボンベイの看板メニューのため、店主の舌を納得させるレトルト商品を作り上げるのに、時間がかかってしまったという。「何回も味見をしてもらい、試行錯誤の末、ようやくOKをもらった」と鈴木さん。

 新作パッケージの四こま漫画は、登場人物が「ついにラスボスの登場か…」とつぶやき、刺激的な「極辛口」に幸福感を抱くという内容だ。加藤さんは「涙が出るほどの辛さですが、とてもおいしい。自信を持ってお土産に勧められる」と話す。

 柏カレーは一食七百〜六百円(税別)。柏高島屋、京北スーパー、道の駅しょうなんなど、柏市を中心とした食品販売店で扱われているほか、インターネットの柏カレーのホームページを通じて購入もできる。

 

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