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【千葉】

JR久留里線、あす夜再開 運休、今秋3度目 行楽シーズンに打撃

代行バスでJR久留里駅に到着した人たち=君津市で

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 二十五日の豪雨で県南部を走るJR久留里線(木更津−上総亀山)が被災し、一部区間で運行できなくなった。同線は九月の台風15号でも倒木などの影響で一部が一カ月ほど運休。再開した直後に台風19号にも見舞われた。県内には観光列車が営業できなくなっている鉄道会社もあり、秋の行楽シーズンに打撃を受けている。

 JR東日本千葉支社によると、豪雨により久留里−上総亀山間の九・六キロ区間の山間部で線路に大量の土砂が流入。不通区間では現在、バスの代行輸送を実施している。全線再開は十一月一日夜になる見込みという。

 同区間は九月の台風15号でも、停電や多数の倒木のため長期間運行できなかった。今月十一日に再開にこぎ着けたものの、翌十二日の台風19号で一部の踏切で停電が起きるなどして再度運休、十四日に復旧した。

 利用者は生活の足の復旧を待ち望む。三十日朝の久留里駅では、代行バスで通学する高校生らの姿が見られた。久留里線をよく利用するという君津市の無職斎藤八衛さん(68)は「景色が良くロマンがある。被害に負けず頑張ってほしい」と語った。

 房総半島内陸を走る小湊鉄道(五井−上総中野)も台風や豪雨の被害を受けた。線路下の地盤が流され、総延長約三十九キロのうち約二十三キロの区間が運休。再開の見通しは立たず、紅葉時季に運行するトロッコの観光列車も団体の予約が入っていたが十一月分はキャンセルになった。

 同鉄道の担当者は「立て続けの災害でかつてない被害だ。九月以降、収入も落ちている」と嘆いた。

 

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