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【千葉】

障害者の芸術活動つなぐ 協働ネットワーク設置へ

今後の活動内容などを話し合ったフォーラム=市川市で

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 障害のある人たちの芸術活動を後押ししようと発足した「県障害者芸術文化活動支援センターHONGERA(オンゲラ)!」のフォーラムが、市川市内で開かれた。県内各地の福祉施設や団体関係者ら約五十人が参加。活動を進めるため、この日の参加者らで「協働ネットワーク」を設けることを決め、今後は県内各地で「アート会議」を開催して交流することにした。

 支援センターは県が八月に設置し、運営するのは、市川市のNPO法人いちかわ市民文化ネットワーク(いちぶんネット)。発足記念を兼ねた初のフォーラムは十一月二十二日、市川市文化会館で開かれた。

 フォーラムでは、同様に障害者の芸術活動を支援している東京アール・ブリュットサポートセンターRights(ライツ)(社会福祉法人・愛成会、東京都中野区)の松山恭子センター長が講演。支援センターは県内で初めての組織だけに、都内や埼玉県、山梨県の支援団体の活動内容を紹介した。

 参加者は六つのグループに分かれ、障害者芸術の課題や支援センターの活動目標などで意見交換し、発表した。県内の多くの団体が財政難や人材難のため、こうした悩みも話し合った。

 講演後の本紙の取材に、松山さんは「支援センターには、さまざまな人が関わることが大切。障害者と福祉に携わる人、専門家のほか、例えば文化施設関係者が加われば障害者アートの発表にもつながる」と指摘した。

 オンゲラはスワヒリ語で「おめでとう」を意味するといい、センター長で、運営の全体統括責任者である吉原広さん(70)=いちぶんネット代表理事=は「千葉県全域に、面白くて楽しくなる共生文化を広げたい」と話した。支援センターの問い合わせは、いちぶんネット・舞台芸術制作部=電047(369)7522=へ。 (保母哲)

 

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