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【千葉】

日本刀の魅力を講義 ポルトガル語講師・ヘンドリッキさん 千葉市の神田外大で

ヘンドリッキさんに指導を受けながら刀を研ぐ女子学生(右)=千葉市美浜区で

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 神田外語大学のポルトガル語専任講師のヘンドリッキ・リンデラウフさんが、日本刀の鑑賞の仕方や研ぎ方について学ぶ講義を千葉市美浜区の同大で開いた。参加した学生が研師(とぎし)を体験、「まさか日本刀を研ぐ日がくるなんて…」と感慨深げだった。

 ブラジル出身のヘンドリッキさんは、専任講師としてポルトガル語やブラジル文化を教えている。二〇〇八年に来日し、刀の美しさや力強さに引かれ、刀剣の研磨を始めた。日本刀の魅力を学生たちに伝えようと昨年、初めて日本刀についての講義を開いた。

 二回目となる今回は、同大の学生など計四十人が講義に参加した。ヘンドリッキさんは「長船祐定(おさふねすけさだ)」「大和守安定(やまとのかみやすさだ)」などといった日本刀五本を教室に持ち込み、鑑賞時の作法や刀の研ぎ方を実演を交えながら解説した。

 学生たちが実際に日本刀の「研ぎ」を体験。刀の刃を砥石(といし)に当て、慎重に動かしながら研いだ。同大三年の田中佑樹さん(22)は「想像より腰に負担がかかる作業で、地道にやり続ける職人のすごさが分かった」と感心しきりだった。 (丸山将吾)

 

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