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【千葉】

夜のにぎわい創出 千葉市中心市街地

園内に設置された約400平方メートルの樹脂製スケートリンク。平日でも人でにぎわっていた=千葉市中央区の中央公園で

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 千葉市中央区の中央公園付近など市の中心市街地で夜のにぎわいを創出しようと、千葉商工会議所は同公園内に設置したスケートリンクやイルミネーション、ラウンジなどで楽しめるイベント「YORUMACHI」を開催している。周辺ではイベント開催後に売り上げが伸びた飲食店もあり、滑り出しは順調だ。来年3月22日まで。 

  (丸山将吾)

 商議所によると近年、千葉駅周辺の開発や千葉パルコ閉店などで、中央公園がある中心市街地の人通りが減少していたという。商議所は同地区のにぎわいを創出しようと六月、市の夜間のにぎわいを創出する民間事業に対する補助金制度「ナイトタイムエコノミー推進支援制度」に応募。八月に事業者として選ばれた。

 商議所は通年型スケートリンク「アクアリンクちば」(美浜区)の老朽化による改修が始まるのを見越し、スケートリンクの需要が高まると予想。公園にリンクがあるという意外性が話題を生むとも考え、リンク設置を計画した。

 イベント期間中は中央公園内に約四百平方メートルのスケートリンクを設置し、大人は千五百円、子どもは九百円で時間無制限で滑ることができる。リンクは樹脂製で転んでもぬれず、氷のリンクと比べても違和感なく滑ることができるという。十二日夜、リンクは会社員や親子、高校生らでにぎわっていた。この日に滑っていた会社員の福田亮平さん(28)=同市中央区=は「公園の中にリンクがあるのは驚いたが、ストレス発散にいいですね」とこれからも定期的に滑るという。

 園内のほか、千葉駅前から同公園までの約五百メートルにかけ、約四十五万球の発光ダイオード(LED)が彩るイルミネーションも設置し、足を止めて撮影する通行人も。商議所の担当者は「千葉駅周辺にいる人たちの動線をつくりたかった」。園内には午後十時まで営業するラウンジもあり、イルミネーションを見ながらフードやお酒を楽しめる。

 イベントの効果は周辺の飲食店にも及んだ。同公園から道を挟んだ場所にある飲食店「おでんでんでん」の経営会社「ENC」の中沢裕司社長は「以前に比べたら間違いなく売り上げが伸びた。重要なのはこれを継続すること。人を呼び込むイベントなど、こちらも協力するので積極的に取り組んでほしい」と街の改革に前向きな様子だった。

 商議所によると近年、同地区には新しいマンション建設が進んでおり、夜間人口が増加している傾向にあるといい、担当者は「まずは地域住民の交流の場として。その次に他の地域の人たちも呼び込み、街を活性化する拠点にしたい」と意気込んだ。

 

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