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【千葉】

「カジノ誘致」反対 千葉市民が団体 市長へ要望書提出へ

鳥畑与一教授(右)からカジノに依存した街づくりの危険性を学ぶ参加者ら=千葉市美浜区で

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 千葉市が誘致の是非を検討しているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)を巡り、誘致に反対する任意団体「カジノ問題を考える千葉市民の会」が十七日、市内で発足した。

 同日の設立集会で、会の代表を務めるNPO法人理事長の布施貴良(まさよし)さんは「外国資本の事業者が利益を得る場として、カジノを作ることが地域活性化の目玉と言えない」とあいさつ。年内に熊谷俊人市長に対し、誘致しないよう求める要望書を提出するほか、誘致反対への賛同署名を集める。

 集会では、参院内閣委員会などの参考人に招致された静岡大の鳥畑与一教授(国際金融論)が講演。「推進派は経済効果を主張するが、カジノのもうけの基は生活費や貯金、借金。地域企業にとっても消費力を奪われ、地域経済が衰退しかねない」と指摘した。市に対し、「目先の収益に飛び付かず、将来の危険を見極め、正確な情報を市民に提供すべきだ」と述べた。

 IR導入を巡っては、十月に八事業者が幕張新都心エリア(同市美浜区)を候補地とした事業構想を提案。熊谷市長は本年度内に誘致の是非について方針を決めるとしている。 (太田理英子)

 

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