東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

IR誘致 千葉市が見送り 市、慎重姿勢崩さず

「申請に十分な時間をとることができない」と誘致見送りを表明した熊谷市長=千葉市役所で

写真

 七日の定例会見で、千葉市の熊谷俊人市長がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を見送ることを表明した。IR誘致に対し、市は当初から、慎重な姿勢を示しており、台風被害からの復興が優先された形だ。 (丸山将吾)

 熊谷市長は、誘致見送りの理由について「台風被害の復旧などで十分な時間がなく、県との調整や経済効果などについても総合的に判断した結果だ」と述べた。

 IR誘致を巡っては、二〇一三年に市議会がIR整備を推進していく決議を賛成多数で可決。一四年、市はIRの経済効果を調査したが、誘致に対しては慎重な姿勢をとっていた。

 この日の会見で熊谷市長は、「誘致については中立の立場だった」と説明。一八年六月にも「市と市民にとって、公益的な価値があると判断できれば検討を進めるが、そうでなければ積極的には動かない」と述べていた。

 昨年十月、八事業者から幕張新都心エリアを候補地とする事業構想の提案を受けた。十二月になると、熊谷市長は「幕張新都心エリアでのIRが十分成立しうる」とし、「年度内に誘致の是非について方針を決める」と話していた。

 今回は、誘致を見送ったが、完全に断念することまでは言及していない。今後、国が新たにIR候補地を募集した場合、誘致する可能性があるか問われると、熊谷市長は「たらればの話になるので、コメントできない」とした。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報