東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

<ひとキラリ>笑顔届けるマジシャン 自分だけのトランプ製作 稲毛区の赤星賢志さん

製作したトランプを手にする赤星賢志さん=千葉市中央区で

写真

 世界でたった一つのトランプから最高の時間を−。マジシャンの赤星賢志さん(33)=千葉市稲毛区=が、クラウドファンディングを活用して、オリジナルのトランプを製作し、東京都内や千葉市内の飲食店などで活動している。CGを駆使するなど人手を必要としない手法が急速に普及する中「伝統的な手法の使い手として、生き残りを懸けて、これからも腕を磨き続けたい」。 (山口登史)

 赤星さんは父の勧めで高校時代からマジックに親しむようになり、千葉大在学中にはプロマジシャンになった。得意とするのはトランプなどを使い、飲食店などで客に披露する「テーブルマジック」だ。「顔を突き合わせて、いろいろな人と会話を楽しめるのが何よりの魅力」とこだわりを語る。

 スマートフォンの普及などでマジックの知識が広まり、プロマジシャンの間でも大規模なCGを駆使したショーが人気を集める中、「自分にしか披露できないものは何か。オリジナルのトランプを製作して、世界で自分だけのマジックを披露しよう」と思い立った。

 トランプの製作は米国のメーカーに依頼。独自性を打ち出すために、長年飼い続けているウサギや、好きなロックバンド「ボン・ジョビ」の歌詞やツアーの名称などを盛り込み、旧知のデザイナーがイラストを描いた。

 「ボン・ジョビの『この家は非売品』というツアー名にちなんで『このトランプは非売品』と銘打ち、最後には『HAVE A NICE DAY』(良い一日を)と言って帰ってもらえるようなマジックを見せたい」と思いを語り、こう続けた。

 「十年以上トランプでマジックを披露しているが、見せ方、会話の仕方など、技術の研さんに終わりはないと思う。このトランプと一緒に、一人でも多くの方に笑顔を届けられるように精進を続けたい」

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報