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【千葉】

<東京2020>パラ女子走り幅跳び代表内定・高田さん「道は一つではない」 卒業控えた聖徳大生へエール

講演で聖徳大の学生たちに語り掛ける高田千明さん=松戸市で

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 東京パラリンピックで女子走り幅跳びの代表に内定している高田千明さん(35)が十七日、客員教授を務める聖徳大学(松戸市)の川並香順記念講堂で講演した。今春卒業する学生八百六十五人に向け、「道は一つではない。いろいろな道を探して挑戦し続けてほしい」とエールを送った。

 高田さんは昨年十一月、アラブ首長国連邦(UAE)で行われたパラ陸上の世界選手権女子走り幅跳び(視覚障害T11)決勝で4メートル69の日本新で4位に入り、東京パラリンピック代表に内定した。リオに続き二大会連続の出場となる。

 先天性の視覚障害があった高田さんは十八歳の時に失明。幼い頃から駆けっこが好きで、二十歳すぎから100、200メートルでパラリンピックを目指し、その後、走り幅跳びも始めた。

 互いの両親の反対を押し切り、聴覚障害の夫と結婚。「マイナス掛けるマイナスはプラスって知ってる? 目が見える夫と一緒だとメッチャ楽」と笑いを誘い、長男出産後も「子どものために夢をあきらめたとは言わせない」と競技を続け、人生を楽しむ姿を示した。「生まれ育った東京で、みんなの声援を力に変え、5メートル超えで金メダルを掛けてもらいたい」と目標を掲げ、会場の拍手を浴びた。

 四月から保育士として働く児童学科四年の宗菜々香さん(21)は「高田さんはいくつものハードルを乗り越え、やりたいことを貫いてきた。私も就職後、好きな歌を続けたい」と目を輝かせた。 (林容史)

 

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