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【千葉】

千葉市の海、発展たどる 市立郷土博物館で特別展

飛行場があった大正期の稲毛海岸の写真を眺める来場者=千葉市立郷土博物館で

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 中世から現代にかけての千葉市の海の発展を紹介する特別展「海と千葉−海とともに歩んだ歴史」が同市中央区の市立郷土博物館で開かれている。海上交通、漁業や民間航空の拠点など、時代の移ろいの中で繁栄してきた姿を伝える。3月1日まで。 (太田理英子)

 鎌倉時代から港町として発展してきた千葉は、江戸時代には幕府と房総半島を結ぶ重要な物流拠点として栄えた。明治時代には保養地や景勝地としても知られ、多くの文豪らが訪れるように。稲毛海岸では広大な干潟を利用し、国内初の民間飛行機練習場も開設された。

 会場では、航路図や船の模型のほか、葛飾北斎が潮干狩りを楽しむ人らを描いた「富嶽三十六景 登戸(のぶと)浦」(一八三一〜三三年)、稲毛にアトリエを構えていたフランス人画家ジョルジュ・ビゴーの「稲毛の夕焼け」(一八九二〜九七年)などの作品を展示している。戦中、戦後の沿岸部での埋め立ての過程が分かる写真もある。

 同館の外山信司研究員は「人や物を結びつけ、海とともに生きてきた町の歴史を改めて知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 会期中は、月曜と二月二十五日は休館。入館無料。問い合わせは、同館=電043(222)8231=へ。

ジョルジュ・ビゴーの「稲毛の夕焼け」。当時は海中にあった稲毛浅間神社の鳥居も描かれている(県立美術館提供)

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