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【千葉】

「まつど」の酒が完成 県内の2蔵元が開発

「まつど」の名を冠した2銘柄の純米酒=いずれも松戸市で

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 松戸駅西口の松戸市観光案内所で定期的に開催されている「県産酒フェア」をきっかけに、「まつど」を冠した二つの銘柄の日本酒が誕生した。同案内所で販売し、松戸をはじめ県内を訪れる左党に楽しんでほしいと呼び掛けている。 (林容史)

 松戸市内に千葉の酒を扱う小売店がほとんどなかったことから、市民や首都圏の日本酒ファンにアピールするため、県酒類販売や市観光協会などが実行委員会をつくって二〇一八年四月からフェアを開いている。初年度は毎月、一九年度は隔月で実施している。県内の蔵元に呼び掛けて毎回、五十〜七十銘柄の日本酒や焼酎などをそろえ、試飲販売する。会員制交流サイト(SNS)を通じて北海道などからも酒仙が集うという。

 会場を提供している松戸のオリジナルの酒を売り出し、さらに集客を図ろうと実行委が提案し、フェアに参加する二つの蔵元が開発に手を挙げた。

 仕上がったのは岩瀬酒造(御宿町)の「岩の井 純米 まつど宿」と和蔵酒造(富津市)の「聖泉 純米 松戸宿」。いずれも県産米を使い、江戸時代に水戸街道の玄関口として栄えた松戸宿で、旅人たちをもてなす思いを込めたという。

 県立松戸高校などで教員を務めた全日本書道連盟常務理事の書家、石飛博光(はっこう)さんがラベルのデザインを手掛けた。

 和蔵酒造営業部長の角田芳一さん(58)は「すっきりとした中にうま味がある。戦前から戦後にかけての配給制時代、酒を卸した蔵として松戸には思い入れがあった」と話した。

 県酒類販売京葉支店長の太田正美さん(55)は「この地で一人でも多くのファンを付け、末永く愛される酒に育てていきたい」と力を込めた。

 「岩の井 まつど宿」「聖泉 松戸宿」はいずれも七百二十ミリリットル入り千四百三十円(税込み)。岩の井は箱代百円。

 次回のフェア「千葉の春酒特集」は三月二十一、二十二日午前十一時〜午後五時。

 問い合わせは県酒類販売京葉支店=電047(491)5481=へ。

石飛さんが手掛けたラベル

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