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【千葉】

千葉市新年度予算案 災害対策に75億4700万円

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 千葉市は十四日、二〇二〇年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度当初比0・6%増の計四千六百三十六億円で、七年連続過去最大を更新。昨秋の台風、豪雨被害を受け、総合防災拠点となる新庁舎の整備費四十一億一千二百万円を含め、災害対策に計七十五億四千七百万円を計上する。 (太田理英子)

 同日の記者会見で、熊谷俊人市長は「就任してから一番、各分野で施策をきめ細かく充てることができた。復旧復興も含め財政需要がある時期だが、未来に責任が持てる財政運営ができていると思う」と述べた。

 台風に伴う大規模停電で被害状況の把握が遅れたことから、今年夏までに会員制交流サイト(SNS)で投稿された災害情報を収集するシステムを導入。停電や土砂災害などの単語から人工知能(AI)で情報を抽出し、被害状況などを分析、迅速な救助や復旧に役立てる。民間業者への使用料二百万円を盛った。

 教育環境の充実策では、小学校で図工、家庭科、体育の専科指導の非常勤職員四十人を増員。全体で六十人態勢となる。人件費一億六千五百万円を計上する。

 新築移転を予定している市立海浜病院(美浜区)については、幕張新都心エリアの「若葉住宅地区」(同区若葉三)を予定地として基本構想をまとめ、八月から基本設計に着手する。

 歳入は、柱となる市税が人口増などの影響で前年度比1%増の二千六億円で、過去最大規模。歳出では、保育所などの入所者増による子ども・子育て支援給付費の増額もあり、民生費が前年度比3・8%増の計千六百九十九億円となった。

 特別会計などを含めた市債残高の総額は、二〇年度末時点で前年度比十五億円増の九千八百九十三億円を見込む。

 当初予算案は十八日開会の市議会に提出される。

 

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