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【千葉】

教諭発言で児童不登校「明確な判断できない」 松戸市教委 第三者委が答申

 松戸市立小学校で二〇一六年、四年生の男子児童が同級生の男子とトラブルになった際、対応した当時の担任と教頭の発言に不信感を抱き、男子児童が不登校になった問題で、市教育委員会は十八日、調査してきた市いじめ防止対策委員会が「明確な判断ができない」と答申したと発表した。

 市教委は一九年四月、いじめ重大事態に当たるとして第三者によるいじめ防止委に諮問、担任や教頭など学校関係者、同級生たちに聞き取りを行った。しかし、男子児童と保護者に会えず、直接、話が聞けなかったことから、児童間のいじめの有無について判断ができないとの結論に至ったという。

 市教委によると、一六年五月、教室で男子児童が同級生と口論になり、たたき返された同級生に当時の担任の女性教諭が「どうぞやり返していいんです」とあおるような発言をした。さらに教頭が男子児童に対し「こんなことをするんだったら出て行け、この学校から。ここは法律の国なんだ」と言った。

 その後、保護者から抗議を受けた担任と教頭が、不適当な指導だったと謝罪したが受け入れられず、男子児童は同六月から不登校になり、そのまま同校を卒業。担任と教頭の対応についての検証はしていない。

 一九年二月、ユーチューブに当時の状況を録音した内容が投稿され、市教委が問題を把握。報告を受けた県教委は一九年、担任と教頭を指導するよう市教委に指示した。 (林容史)

 

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