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【千葉】

トルコで10月ダウン症世界水泳 船橋・木村さん市長に抱負「金メダルを取りたい」

水泳の世界大会に出場する木村尚希さん(左)と松戸徹市長=船橋市役所で

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 船橋市在住の木村尚希(なおき)さん(22)が、トルコで開催される「第二回ダウン症総合大会兼第十回ダウン症世界水泳選手権大会」に初出場する。コンディショニングトレーナーと両親らで「チーム木村」を編成し、十月に延期された大会に臨むという。五日には市役所に松戸徹市長を訪ね、「金メダルを取りたい」と意気込みを披露した。

 木村さんは十歳のときからスイミングクラブで練習を重ねている。一年ほど前、母親の勧めなどで「一年後にトルコで開かれる世界大会を目指そう」と、練習を週四日に増やすなどし、記録を伸ばしてきた。

 今年一月の「第三回日本知的障害者選手権新春水泳競技大会」五十メートル自由形で42秒50と自己記録を更新。世界大会の参加標準記録もクリアし、日本代表として百メートル自由形と五十メートルバタフライにも出場する。トルコ・アンタルヤでの大会は当初、今月三十一日〜四月七日に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で十月十九〜二十六日に延期された。

 水泳を小学生時代に始めたころは「楽しくなかった」と口にしながらも、木村さんは「今は楽しいです」。松戸市長は、十年余も水泳を続けてきたことを挙げて「長く頑張ってきたことが素晴らしい。金メダルを期待している」と述べ、木村さんと握手を交わした。

 木村さんを指導するスイミングクラブのコーチやコンディショニングトレーナー、父親の敦さん(44)、母親の安紀子さん(44)も同席。敦さんは「世界大会に出場できるとは思わなかった。出ること自体に価値があると思っている」と話した。 (保母哲)

 

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