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【千葉】

<新型コロナ>文科省ガイドライン公表 学校再開、県内も動き加速

 文部科学省が二十四日に新学期からの学校再開のガイドラインを公表したことを受け、県内各地の小中高校でも再開に向けた動きが加速している。多くの自治体で本年度の修了式が開かれることが決まり、新年度の始業式や入学式も、ほとんどの自治体で実施される見込み。 (中谷秀樹、林容史、堀場達)

 県教委が千葉市をのぞく五十三市町村に調査したところ、二十三日現在で始業式は三十九市町村で実施、未定としたのは十四市町だった。入学式は四十三市町村が実施、未定は十市町。中止と答えた自治体はゼロという。

 県は二十四日、ガイドラインの写しを各自治体の教委に送付。担当者は「児童生徒の感染防止を図りながら学校を再開していくことが大切」と話し、ガイドラインを基にした県独自の指針を示す文書を作成して新学期からの学校運営に役立ててもらう。

 七人の感染者が確認されている松戸市では、休校中の市立小学校四十五校、同中学校二十校と分校一校が四月六日に再開する。

 入学式は中学校が同八日、小学校は同九日にそれぞれ実施。給食は八日から順次、開始する。休校による授業時間不足を補うため、新年度の運動会、体育祭、林間学園は中止、修学旅行は延期を検討する。

 我孫子市では、一斉休校にしていた十九の市立小中学校を新学期始業日の四月六日に再開させる。

 十九校の内訳は、小学校十三、中学校六。再開に伴い、児童生徒や教職員のウイルス感染が確認された際の対応を決めた。児童生徒が感染した場合は、その中学校区を休校とし、複数の中学校区で感染が判明した場合は、市内一斉の休校措置を取る。教職員が感染した場合は、勤務する学校を休校させる。

◆校内放送で修了式 千葉の市立学校

映像中継を通じて校長の話を聞く児童ら=千葉市立小中台小学校で

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 新型コロナウイルスの影響で臨時休校を実施していた千葉市で二十四日、市立小中学校と高校、特別支援学校の修了式が開かれた。感染予防のため、各学校は校内放送で式を実施。三週間ぶりの登校で子どもたちは同級生との再会を喜び、担任から渡された通知表をのぞき込んでいた。

 市立小中台小学校(稲毛区)では、一〜五年生約八百人の多くがマスク姿で登校した。修了式は放送室から各教室のテレビ画面に中継され、伊原浩昭校長が「進級してもやり抜く心と思いやりの心を持って」とあいさつした。

 同校二年の女子児童(8つ)は「休校中は家で読書や勉強をしていたけど、学校の方が楽しい。みんなと休みに何をしていたのか話したくて、少し早めに来た」とうれしそうに話した。

 月末に各学校で予定されていた教員の離任式は一斉に中止となったため、転任する教員との別れを惜しむ児童の姿もあった。

 市教育委員会によると、四月六日にある始業式も校内放送で実施される予定。同七日以降の入学式は時間と規模を縮小する見通し。 (太田理英子)

◆卒業式で感謝伝え 館山の小中学校 JA安房、ストックの花寄贈

保護者に感謝の花束を手渡す卒業生(右)=館山市安東の市立九重小学校で

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 昨年の台風に続き、新型コロナウイルスの感染予防で臨時休校になるなど、大変な思いで卒業していく館山市の子どもたちを励まそうと、JA安房は市立小中学校の卒業生約七百人に、ストックの花千四百五十本をプレゼントした。花は二十四日、市内の小中学校で行われた卒業式で卒業生から保護者に手渡された。

 JA安房が「このストックを家族に手渡し“卒業する喜び”と“感謝の気持ち”を伝えてほしい」と花を寄贈した。同市安東の市立九重小学校の卒業式には、卒業生七人と保護者・教職員の計約三十人がマスク姿で出席。卒業証書授与のあと、卒業生一人一人が、マイクを前に感謝と中学校生活への抱負を語った。花束を手に保護者に歩み寄り「ありがとうございました」と元気に言う子もいれば、涙を流す子も。

 次女で卒業生の藤本ゆいさん(12)から花束を贈られた母親の里沙さん(41)は「この場にいられるだけで感謝です」と語った。 (山田雄一郎)

◆県内の感染者 24日

 県内で二十四日に発表された新型コロナウイルスの感染者は以下の通り。

 ▽東京都の四十代男性会社員=せき。十三日に発熱や倦怠感(けんたいかん)を発症し、二十三日に陽性と判明。

 十三日夜に都内で同僚二人と会食。十八日から木更津市内の親族宅に滞在し、二十日に県内の病院で肺炎が確認され入院していた。濃厚接触者は妻や同僚など現段階で五人。

 

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