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ほっとWebで新連載小説 コラムニスト・はらだ有彩さん

「東京新聞ほっとWeb」で連載が始まった、はらだ有彩さん

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◆『日本の伝統』本当に正しい?古典の題材、現代に

 エッセー『日本のヤバい女の子』(柏書房)で注目される気鋭のコラムニスト、はらだ有彩(ありさ)さん(33)による連載小説『東京23話』が十三日、ウェブサイト「東京新聞ほっとWeb」で始まった。

 はらださんは兵庫県出身、在住。テキスト(文章)、テキスタイル(布)、イラストレーション(絵)を駆使して創造する人として「テキストレーター」という言葉をつくり、自らの活動を表現している。

 今回の連載は、はらださんにとって初めての小説。東京二十三区の各区ごとに、ゆかりの落語など古典を題材にして、現代の物語に作り替えていく。初回は古典落語「派手彦(はでひこ)」を題材に、「中央区」の男女を描いている。

 はらださんは「父が六代続くせんべい屋、母がフェミニスト」という環境の影響もあり、古典と女性を大きなテーマにしている。「古典の物語で『ありがたい話』とされていることが本当にありがたいのか、『日本の伝統』が本当に正しいのか、疑いを持っている」と語り、今回の連載でも「古典を現代の話にして、自分たちの日常の中で読み直していきたい」と抱負。初回の題材に「派手彦」を選んだのもその象徴だと説明する。テキストレーターとして、小説にちなんだ服をデザインすることも考えているという。

 『東京23話』は、東京をテーマに短編小説やエッセーをつづるシリーズで、今回が五作目。作品は毎月一話ずつ更新。インターネットで「東京新聞ほっとWeb」を検索し、サイト内の『東京23話』コーナーから読める。

 

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