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【経済】

関空、鉄道18日再開 台風21号 損傷少なく前倒し

復旧作業が続く関西空港連絡橋(手前)。18日始発から鉄道の運転が再開される=14日

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 台風21号の影響で破損した関西空港連絡橋の鉄道部分を保有する新関西国際空港とJR西日本、南海電鉄は十五日、鉄道設備に問題ないことが確認でき、JR、南海とも十八日始発から運転を再開すると発表した。二十一日をめどとしていたが、前倒しした。

 関空への交通機関は他にリムジンバスと旅客船があるが、鉄道利用者が約八割を占め、大幅なアクセス改善となる。関空運営会社の関西エアポートは、二十一日に旅客便の運航スケジュールが被災前の水準に戻るとしており、全面復旧への動きが加速する。

 関空と対岸を結ぶ連絡橋は、自動車専用道路と鉄道が走る。四日、強風で流されたタンカーが道路部分に衝突し、二本の橋桁が中央の鉄道線路側にずれた。西日本高速道路が十二日と十四日に橋桁を一本ずつ撤去。新関西国際空港から委託を受けたJR西が鉄道の橋桁への影響を調べていた。

 十五日に記者会見した新関西国際空港の春田謙社長によると、鉄道橋の橋桁も五十センチずれていたが、ジャッキを使って補修。主要部分の溶接作業も完了した。今後、架線の張り替えや通信機能の確認作業を実施するといい「想定よりも損傷が少なく、非常に早く工事が進んでいる」と胸を張った。

 JRと南海の二社で、関空と対岸のりんくうタウン駅(大阪府泉佐野市)の間を一日当たり計約四百本が運行する。関西エアポートの山谷佳之社長は「再開がより早くなり大変喜ばしい」とするコメントを発表した。

 連絡橋の道路部分で一般車両はまだ通行できず、リムジンバスなど特定車両が、損傷がなかった片側三車線分を使用して往復通行している。

 

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